この記事では浅河原調整池の、
- ダムの場所
- ダムカード情報
- ダムのフォトギャラリー
- ダムのスペック
を紹介しています。
浅河原調整池(新潟県十日町市)
堤高 | 37m |
堤頂長 | 291.8m |
ダムの目的 | P:発電 |
ダムカード | あり |

こんにちは、今回は浅河原調整池(あさがわらちょうせいち)の紹介をしていきます。
浅河原調整池は新潟県十日町市にある、東日本旅客鉄道(株)が管理しているアースダム。1945年信濃川水系信濃川に建設されました。
場所は、新潟県十日町市です。
参照:Google マップ
DamMaps:浅河原調整池【0738】
浅河原調整池のダムカード
ダムカード情報①
配布場所
市民の家・小千谷信濃川水力発電館(愛称:おぢゃ~る)
配布時間
9:00~18:00(冬季(11/1~3/31)は9:00~17:00)
休館日
水曜日、12/29~1/3
※ダムに行った写真などの証明が必要とのことです
ダムカード情報②
配布場所
JR信濃川発電所
配布時間
10:00~16:00(4/1~11/30のGW・お盆を除く水曜日のみ配布)
※ダムに行った写真などの証明が必要とのことです
参考外部サイト:国土交通省 ダムカード(浅河原調整池)
新潟県のダムカード配布場所は、こちらからどうぞ!
浅河原調整池のフォトギャラリー

上流側から見た、浅河原調整池の様子です。新潟県十日町市にある、宮中取水ダムから取水された水を、一時的に貯水する役割があるアースダムですね。
JR東日本が所有しているダムで、浅河原調整池を含めた水力発電により、首都圏を走る電車の約20%ほどの電力を補っているようです。

こちらは、下流側から見た様子です。下流側は草が生えて、アースダムのよくある風景になっています。

こちらは、天端の様子です。地元の中学校の通学路として開放されていて、普段は立入禁止になっているようです。ということで、天端には入ることはできませんでした。

こちらはダム湖の様子で、ダムの設備が見えます。某ロボットアニメに出てきそうな、要塞感があるかっこいい雰囲気になっていますね。

こちらがダムの設備で、宮中取水ダムからの流入口と、千手発電所への取水口になっているそうです。JR東日本の資料によると、浅河原調整池連絡水槽と呼ばれているようですね。

上流側から見ると、放流をしている様子が見えました。詳細はわかりませんが、水をダム湖にも貯めて有効活用しているのでしょうか?個人的な考察なので、参考までに。

右岸沿いの道路から見ると、設備のなかは複雑な構造になっているのがうかがえます。

ダムの上流には、水門が設置されていました。宮中取水ダムの第二取水口から取水され、一部の分水された水が、こちらの水門から流入していると思われます。

上流側から見ると、こんな感じ。発電に関連する設備が多くあり、個人的には一味違ったアースダムの印象があります。

浅河原調整池は、土木学会の「日本の近代土木遺産」に選ばれていて、石碑や説明板も設置されていますね。

宮中取水ダムに設置されていた図によると、JR線の路線網のように、広大な水力発電のネットワークを築いているのがうかがえます。
最後に

今回は浅河原調整池の紹介をしました。
浅河原調整池は、一時的に発電に使う水を貯水する役割があるアースダムでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参照:Google マップ
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浅河原調整池のスペック
ダム名 | 浅河原調整池 |
型式 | アースダム |
所在地 | 新潟県十日町市 |
河川名 | 信濃川水系信濃川 |
ダムの目的 | P:発電 |
堤高 | 37m |
堤頂長 | 291.8m |
提体積 | – |
流域面積 | – |
湛水面積 | 13ha(0.13k㎡) |
総貯水量 | 1,065,000㎥ |
有効貯水量 | 853,000㎥ |
ダム管理者 | 東日本旅客鉄道(株) |
本体施工者 | ダム事業者直営 |
着手年 | 1919年 |
竣工年 | 1945年 |
ダム湖名 | – |
ダムカード | あり |