この記事では宮中取水ダムの、
- ダムの場所
- ダムカード情報
- ダムのフォトギャラリー
- ダムのスペック
を紹介しています。
宮中取水ダム(新潟県十日町市)
堤高 | 16.8m |
堤頂長 | 330.8m |
ダムの目的 | P:発電 |
ダムカード | あり |

こんにちは、今回は宮中取水ダム(みやなかしゅすいダム)の紹介をしていきます。
宮中取水ダムは新潟県十日町市にある、東日本旅客鉄道(株)が管理している重力式コンクリートダム。1939年信濃川水系信濃川に建設されました。
場所は、新潟県十日町市です。
参照:Google マップ
DamMaps:宮中取水ダム【0735】
宮中取水ダムのダムカード
ダムカード情報①
配布場所
市民の家・小千谷信濃川水力発電館(愛称:おぢゃ~る)
配布時間
9:00~18:00(冬季(11/1~3/31)は9:00~17:00)
休館日
水曜日、12/29~1/3
※ダムに行った写真などの証明が必要とのことです
ダムカード情報②
配布場所
JR信濃川発電所
配布時間
10:00~16:00(4/1~11/30のGW・お盆を除く水曜日のみ配布)
※ダムに行った写真などの証明が必要とのことです
参考外部サイト:国土交通省 ダムカード(宮中取水ダム)
新潟県のダムカード配布場所は、こちらからどうぞ!
宮中取水ダムのフォトギャラリー

下流側から見た、宮中取水ダムの様子です。新潟県十日町市にある、取水と発電が目的の重力式コンクリートダムです。11門あるゲートが、ズラリと並んでいるのが印象的ですね。

JR東日本が所有しているダムで、宮中取水ダムを含めた水力発電により、首都圏を走る電車の約20%ほどの電力を補っているようです。

ダムの上には橋が架かっていて、自動車も走れる一般道になっていました。

右岸には魚道があり、折り返す構造になっています。なんとなく、某サーキットのヘアピンカーブを連想してしまいました。

こちらは、ダムより下流側の様子です。ダムの下流には橋が架かっていて、のどかな風景が広がっていますね。

宮中取水ダムには2つの取水口があり、正面に見えるのは第二取水口です。こちらの取水口から、一部を浅河原調整池に分水して、山本第二調整池まで送水しているそうです。

向かって右に見えるのが、もう一つの取水口。宮中取水ダムの沈砂池を通り、浅河原調整池を経て、千手発電所まで送水しているそうです。さらに千手発電所で使われた水は、山本調整池まで送水されるようですね。
取水口とは、水を取り入れる設備。沈砂池は、ゴミや砂などを沈めて水をきれいにする設備です。

こちらは、沈砂池の入口付近です。入口付近の水路は、3つの壁で仕切られています。

さらに下流にはゲートがあり、流入量を調整できるようにしているのでしょうか?

沈砂池のゲートより下流は、広々とした沈砂池の様子が見受けられます。

設置されていた図によると、JR線の路線網のように、広大な水力発電のネットワークを築いているのがうかがえますね。
最後に

今回は宮中取水ダムの紹介をしました。
宮中取水ダムは、JR水力発電の一部となる施設でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参照:Google マップ
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宮中取水ダムのスペック
ダム名 | 宮中取水ダム |
型式 | 重力式コンクリートダム |
所在地 | 新潟県十日町市 |
河川名 | 信濃川水系信濃川 |
ダムの目的 | P:発電 |
堤高 | 16.8m |
堤頂長 | 330.8m |
提体積 | – |
流域面積 | 7841k㎡ |
湛水面積 | 21ha(0.21k㎡) |
総貯水量 | 970,000㎥ |
有効貯水量 | 710,000㎥ |
ダム管理者 | 東日本旅客鉄道(株) |
本体施工者 | ダム事業者直営 |
着手年 | 1919年 |
竣工年 | 1939年 |
ダム湖名 | – |
ダムカード | あり |