この記事では片桐ダムの、
- ダムの場所
- ダムカード情報
- ダムのフォトギャラリー
- ダムのスペック
を紹介しています。
片桐ダム(長野県下伊那郡松川町)
| 堤高 | 59.2m |
| 堤頂長 | 250m |
| ダムの目的 | F:洪水調節 N:流水の正常な機能の維持 W:水道水 |
| ダムカード | あり |

こんにちは、今回は片桐ダム(かたぎりダム)の紹介をしていきます。
片桐ダムは長野県下伊那郡松川町にある、長野県が管理している重力式コンクリートダム。1989年天竜川水系松川に建設されました。
場所は、長野県下伊那郡松川町です。
参照:Google マップ
DamMaps:片桐ダム【1038】
片桐ダムのダムカード
ダムカード情報
配布場所
松川ダム管理事務所
配布時間
9:00~17:00(土・日・祝日を含む)
参考外部サイト:長野県 ダムカード配布場所一覧(PDF)
長野県のダムカード配布場所は、こちらからどうぞ!
片桐ダムのフォトギャラリー

左岸から見た、片桐ダムの様子です。長野県松川町にある、治水と利水の目的(多目的)がある重力式コンクリートダムです。
松川町の市街地からほど近い場所にあり、訪れやすい場所にあります。天竜川を挟んだ東側には、小渋ダムもありますね。

こちらは、下流側から見た様子です。ズラリと並んだ自然越流式の非常用洪水吐と、その下には常用洪水吐が設置されています。

こちらは天端の様子で、歩きでのみ通行可能になっていました。

こちらは、減勢工の様子です。吊り橋が架かっていて、猿用になっているようですね。

ダム下の左岸には、くだものの里まつかわ発電所があります。2021年から利水放流を活用して、発電をしているそうです。

下流側の左岸寄りにはダムの設備があり、ホロージェットバルブが設置されています。

左岸から見た上流側は、こんな感じ。非常用洪水吐の左には、取水設備と思われるものがありますね。

常用洪水吐の上流側には、板のようなものが挟まれています。カーテンウォールと呼ばれ、排砂の目的がある設備のようです。

こちらはダム湖の様子で、名前は「松川湖」。飯田市には松川ダムがあり、少し紛らわしい感じになっています。

左岸にはダムの設備があり、おそらくインクラインと思われます。



最後に

参照:Google マップ
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片桐ダムのスペック
| ダム名 | 片桐ダム |
| 型式 | 重力式コンクリートダム |
| 所在地 | 長野県下伊那郡松川町 |
| 河川名 | 天竜川水系松川 |
| ダムの目的 | F:洪水調節 N:流水の正常な機能の維持 W:水道水 |
| 堤高 | 59.2m |
| 堤頂長 | 250m |
| 提体積 | 211,000㎥ |
| 流域面積 | 15.1k㎡ |
| 湛水面積 | 10ha(0.10k㎡) |
| 総貯水量 | 1,840,000㎥ |
| 有効貯水量 | 1,310,000㎥ |
| ダム管理者 | 長野県 |
| 本体施工者 | 熊谷組・不動建設・吉川建設 |
| 着手年 | 1976年 |
| 竣工年 | 1989年 |
| ダム湖名 | 松川湖(まつかわこ) |
| ダムカード | あり |

