この記事では品木ダムの、
- ダムの場所
- ダムカード情報
- ダムのフォトギャラリー
- ダムのスペック
を紹介しています。
品木ダム(群馬県吾妻郡中之条町)
| 堤高 | 43.5m |
| 堤頂長 | 106m |
| ダムの目的 | 水質改善 N:流水の正常な機能の維持 P:発電 |
| ダムカード | あり |

こんにちは、今回は品木ダム(しなきダム)の紹介をしていきます。
品木ダムは群馬県吾妻郡中之条町にある、国土交通省が管理している重力式コンクリートダム。1965年利根川水系湯川に建設されました。
場所は、群馬県吾妻郡中之条町です。
参照:Google マップ
DamMaps:品木ダム【0610】
品木ダムのダムカード
ダムカード情報
配布場所
品木ダム水質管理所
配布時間
9:30~16:00(年末年始を除く)
参考外部サイト:品木ダム水質管理所 ダムカードについて
群馬県のダムカード配布場所は、こちらからどうぞ!
品木ダムのフォトギャラリー

左岸の下流側から見た、品木ダムの様子です。群馬県中之条町にある、水質改善と発電の目的がある重力式コンクリートダムですね。

こちらは、右岸の上流側から見た様子です。品木ダムの水質改善の目的は、流れ込む川の水が酸性になっているためです。品木ダムの上流にある、中和工場でアルカリ性の水(石灰水)を流し中和しています。

こちらはダム湖で、名前は「上州湯の湖」。ダム湖の水はエメラルドグリーンで、草津白根山の湯釜と似たような色になっています。
ダム湖に浮いている船は、沈殿物を取り除く作業をしている船です。というのも、川の水を中和したときに沈殿物ができるので、それを取り除く作業が必要になってくるからです。この作業は、「浚渫(しゅんせつ)」と呼ばれていますね。

こちらは、右岸から見た天端の様子です。自動車も通れる、一般道になっていました。

こちらは、左岸から見た天端の様子です。草津温泉街からほど近い場所にあり、アクセスもしやすいですね。

こちらは下流側の様子で、減勢工は左にカーブしています。

こちらは、左岸から見た上流側です。対岸の右岸に見える建物は、品木ダムの管理所ですね。

こちらは、中和工場付近を流れる河川です。アルカリ性の水(石灰水)を投入前で、川の水は透明になっています。

こちらは、中和工場からアルカリ性の水を流している様子です。水の色が透明と白で、境界線のように分かれています。

中和後直後の水は白くなり、まるでミルクのようにも見えますね。

中和された水は、品木ダムへと流れていきます。



最後に

今回は品木ダムの紹介をしました。
品木ダムは、水質改善という珍しい目的のある重力式コンクリートダムした。草津温泉も近いので、人気のエリアになっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参照:Google マップ
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近くのダム
品木ダムのスペック
| ダム名 | 品木ダム |
| 型式 | 重力式コンクリートダム |
| 所在地 | 群馬県吾妻郡中之条町 |
| 河川名 | 利根川水系湯川 |
| ダムの目的 | 水質改善 N:流水の正常な機能の維持 P:発電 |
| 堤高 | 43.5m |
| 堤頂長 | 106m |
| 提体積 | 52,000㎥ |
| 流域面積 | 30.9k㎡ |
| 湛水面積 | 12ha(0.12k㎡) |
| 総貯水量 | 1,668,000㎥ |
| 有効貯水量 | 1,273,000㎥ |
| ダム管理者 | 国土交通省 |
| 本体施工者 | 大豊建設 |
| 着手年 | 1961年 |
| 竣工年 | 1965年 |
| ダム湖名 | 上州湯の湖(じょうしゅうゆのこ) |
| ダムカード | あり |



