この記事では菖蒲川ダムの、
- ダムの場所
- ダムカード情報
- ダムのフォトギャラリー
- ダムのスペック
を紹介しています。
菖蒲川ダム(山形県上山市)
堤高 | 31.1m |
堤頂長 | 210m |
ダムの目的 | A:かんがい用水 |
ダムカード | なし |

こんにちは、今回は菖蒲川ダム(しょうぶがわダム)の紹介をしていきます。
菖蒲川ダムは山形県上山市にある、重力式コンクリート・フィル複合ダム。1973年最上川水系菖蒲川に建設されました。
場所は、山形県上山市です。
参照:Google マップ
DamMaps:菖蒲川ダム【0436】
ダムカード情報
菖蒲川ダム(山形県上山市)のダムカードは、作成・配布しているとの情報はありませんでした。
山形県のダムカード配布場所は、こちらからどうぞ!
菖蒲川ダムのフォトギャラリー

一見すると重力式コンクリートダムのように見えますが、両脇がロックフィルダムになっています。こういった複数の型式が合わさったダムは、複合ダム(コンバインダム)と呼ばれていますね。

向かって左の土手のような場所と、対岸の斜めになっている場所がロックフィルダムです。重力式ダムは中央にあって、両脇がロックフィルダムで支えられています。
菖蒲川ダムをカツサンドに例えると、パンがロックフィルで、パンに挟まっているトンカツが重力式ダムですね。

洪水吐はローラーゲートが2門あり、赤く塗られているのが特徴的になっています。

右岸から見た天端は、こんな感じ。中央付近は少し下流側に出ていて、シケインのように見えます。

こちらは減勢工の様子で、放流していることもあって水が貯まっていますね。

左岸から見た天端は、こんな感じ。対岸の左に見える建物は、菖蒲川ダムの管理所です。

ダム湖はこんな感じで、それほどの大きさはない印象があります。

こちらの説明板によると、菖蒲川ダムが建設された背景には、蔵王の鉱毒対策と周辺地域のかんがい用水不足の解消という目的がありました。
最後に

今回は菖蒲川ダムの紹介をしました。
菖蒲川ダムは、重力式とロックフィルの2つの型式が合わさった複合ダムでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参照:Google マップ
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菖蒲川ダムのスペック
ダム名 | 菖蒲川ダム |
型式 | 重力式コンクリート・フィル複合 |
所在地 | 山形県上山市 |
河川名 | 最上川水系菖蒲川 |
ダムの目的 | A:かんがい用水 |
堤高 | 31.1m |
堤頂長 | 210m |
提体積 | 42,000㎥ |
流域面積 | 11k㎡ |
湛水面積 | 5ha(0.05k㎡) |
総貯水量 | 545,000㎥ |
有効貯水量 | 413,000㎥ |
ダム管理者 | 山形県 |
本体施工者 | 大木建設 |
着手年 | – |
竣工年 | 1973年 |
ダム湖名 | – |
ダムカード | なし |