この記事では美和ダムの、
- ダムの場所
- ダムカード情報
- ダムのフォトギャラリー
- ダムのスペック
を紹介しています。
美和ダム(長野県伊那市高遠町)
| 堤高 | 69.1m |
| 堤頂長 | 367.5m |
| ダムの目的 | F:洪水調節 A:かんがい用水 P:発電 |
| ダムカード | あり |

こんにちは、今回は美和ダム(みわダム)の紹介をしていきます。
美和ダムは長野県伊那市高遠町にある、国土交通省が管理している重力式コンクリートダム。1959年天竜川水系三峰川に建設されました。
場所は、長野県伊那市高遠町です。
参照:Google マップ
DamMaps:美和ダム【1010】
美和ダムのダムカード
ダムカード情報
配布場所
美和ダム 学習センター(みわっこ)
配布時間
8:30~17:15(土・日・祝日を含む)
参考外部サイト:国土交通省 ダムカード(美和ダム)
長野県のダムカード配布場所は、こちらからどうぞ!
美和ダムのフォトギャラリー

下流側から見た、美和ダムの様子です。長野県高遠町にある、治水や利水、発電の目的(多目的)がある重力式コンクリートダム。高遠ダムからほど近い場所にあり、数キロ上流にありますね。
洪水吐は非常用洪水吐のラジアルゲートが1門と、その両脇に常用洪水吐のラジアルゲートが2門設置されています。

こちらは、右岸の上流側から見た様子です。洪水吐などの設備は、対岸の左岸寄りに設置されています。

こちらは天端の様子で、歩きでのみ通行可能になっていました。堤体の右岸寄りは、若干カーブしているのが見受けられます。

天端を歩いていくと、左岸はトンネルになっています。

こちらは左岸から見た様子で、堤体の左岸寄りもカーブしていますね。

天端から見ると、けっこうカーブしています。

左岸にはダムの設備があり、おそらく取水設備と思われます。

ダム下に見える建物は、発電所になっています。発電に使われた水は、高遠ダムへ放流しているそうです。

こちらはダム湖の様子で、名前は「美和湖」。ダム湖百選に選ばれていて、ダム湖の水が緑色になっているのが印象的ですね。

こちらは美和ダムの下流にある、排砂バイパストンネルの吐口です。美和ダムの上流にある、分派堰から迂回させて、細かい土砂などが溜まらないように流しているそうです。

こちらが分派堰の様子で、名前は「三峰堰(みぶぜき)」です。細かい土砂が混ざった水を、排砂バイパストンネルまで、導く役割があるようですね。




最後に

参照:Google マップ
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美和ダムのスペック
| ダム名 | 美和ダム |
| 型式 | 重力式コンクリートダム |
| 所在地 | 長野県伊那市高遠町 |
| 河川名 | 天竜川水系三峰川 |
| ダムの目的 | F:洪水調節 A:かんがい用水 P:発電 |
| 堤高 | 69.1m |
| 堤頂長 | 367.5m |
| 提体積 | 286,000㎥ |
| 流域面積 | 311.1k㎡ |
| 湛水面積 | 179ha(1.79k㎡) |
| 総貯水量 | 29,952,000㎥ |
| 有効貯水量 | 20,745,000㎥ |
| ダム管理者 | 国土交通省 |
| 本体施工者 | 大林組 |
| 着手年 | 1952年 |
| 竣工年 | 1959年 |
| ダム湖名 | 美和湖(みわこ) |
| ダムカード | あり |
