この記事では西岩崎頭首工の、
- ダムの場所
- ダムカード情報
- ダムのフォトギャラリー
- ダムのスペック
を紹介しています。
西岩崎頭首工(栃木県那須塩原市)
堤高 | 3.05m |
堤頂長 | 89m |
ダムの目的 | A:かんがい用水 W:水道水 |
ダムカード | なし |

こんにちは、今回は西岩崎頭首工(にしいわさきとうしゅこう)の紹介をしていきます。
西岩崎頭首工は栃木県那須塩原市にある、那須野ヶ原土地改良区連合が管理しているフローティングタイプ堰。1976年那珂川水系那珂川に建設されました。
場所は、栃木県那須塩原市です。
参照:Google マップ
DamMaps:掲載なし
ダムカード情報
西岩崎頭首工(栃木県那須塩原市)のダムカードは、作成・配布しているとの情報はありませんでした。
栃木県のダムカード配布場所は、こちらからどうぞ!
西岩崎頭首工のフォトギャラリー

上流側から見た、西岩崎頭首工の様子です。那珂川に建設された、農業用水や水道水を取水している頭首工とのことです。

頭首工でよく見るゲートが2門あり、向かって左のゲートは横長になっています。

もう1門のゲートは短めの造りになっていて、右下には取水口と思われるものが見えますね。

こちらは、那須疎水公園から眺めた様子。西岩崎頭首工の上流側にあるので、こんな感じで眺めることができますね。

那須疎水公園には、那須疎水旧取水施設が保存されています。明治時代に入ってから国の事業として、那須疏水の取水口が建設されたとのことです。
那須疎水は、安積疎水・琵琶湖疏水とあわせて日本三大疎水になっているようですね。

こちらは現在の西岩崎頭首工すぐ上流にある、那須疎水旧取水施設の第一次・第三次取入口です。1885年(明治18年)に第一次取入口が造られて、1915年(大正4年)に第三次取入口として元の位置に戻されたそうです。
1928年(昭和3年)に、アーチ型の石積みなどの改良がされて、現在見られる石積みの水門が完成したとのことです。ちなみに第二次取入口は、この上流にある旧水路にありますね。

こちらが第二次取入口で、1905年(明治38年)に造られたとのことです。第一次取入口が大水などで使用できなくなることがあり、約200メートル上流に変更して設置されたようですね。

那須疎水公園内にはこんな感じで、明治時代に建設された水路も保存されています。

那珂川と水路の分岐点付近は、こんな感じ。仕切り板のようなものがあり、現在は仕切られているようです。

那須疎水公園から那珂川を見た様子で、この上流には深山ダムがありますね。


最後に

参照:Google マップ
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西岩崎頭首工のスペック
ダム名 | 西岩崎頭首工 |
型式 | フローティングタイプ堰 |
所在地 | 栃木県那須塩原市 |
河川名 | 那珂川水系那珂川 |
ダムの目的 | A:かんがい用水 W:水道水 |
堤高 | 3.05m |
堤頂長 | 89m |
提体積 | – |
流域面積 | 147.8k㎡ |
湛水面積 | – |
総貯水量 | – |
有効貯水量 | – |
ダム管理者 | – |
本体施工者 | – |
着手年 | – |
竣工年 | 1976年 |
ダム湖名 | – |
ダムカード | なし |